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阿部俊暢

宮城県仙台市出身。定禅寺通りのけやき並木と同じ1958年生まれ。2003年阿部代表とともに定禅寺ハーブギャラリーを開業。夢は世界中のハーブを集めたハーブ農場の開設。JAMHA認定ハーバルセラピスト、AEAJ認定アロマテラピーインストラクター。

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2015年4月 8日 (水)

ベルガモットは、コレステロールを下げる (1)

ハーブ•アロマテラピーを学ぶ方のための海外ハーブ事情

第176回目の話題:ベルガモットは、コレステロールを下げる

(1)”です。米国植物協議会  The American Botanical Council(通称「ABC」)の(ABC  HerbalEGram2015年2月号)のリンク記事の翻訳記事です。

http://cms.herbalgram.org/heg/volume12/February2015.html

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  写真:フリー百科事典ウイキペデイアより

 

 

 

 

 

クリス キルハムによる 2015年1月21日 FoxNews.com

 スタチン薬-町の新しいコレステロール低下剤であるビターベルガモットジュースエキスに注意のこと。その有効性を実証するためにスタチンと同程度の数の研究が行なわれているわけではないが、2つの動物での研究と4つのヒトでの臨床試験が、そのLDL(いわゆる悪玉)コレステロールを減らすその価値を示している。同時に、ベルガモットエキスはHDL(いわゆる善玉)コレステロールを増加させ、肝臓を保護するように思われる。そのことはオレンジのためには悪くないことである。

 ベルガモットは、最高のアールグレイ茶独特の香りと味としておそらくもっともよく知られている。人気のあるビールにユニークな香りを与えるのもベルガモットだ。オレンジの皮のエッセンシャルオイルは、様々な香水の貴重な成分である。しかし、過去十年間以上にわたり、研究者は、ベルガモットの他の用途、すなわちコレステロール低下成分としての用途に目を向けてきた。

 二つの他の種のオレンジの古代交配種であると信じられているベルガモットは、タルト味で、レモンのような黄色の明るい色である。ベルガモットオレンジの最もよいものの大部分は、南イタリアのカラブリア地方の丘や山の太陽の降り注ぐ斜面で栽培されており、果実の名は、カラブリアの町ベルガモにちなんで名づけられた。実際に、ベルガモットはカラブリアのレッジョ地区のシンボルであり、偉大な地域の誇りの源である。果実はまた、フランスとアフリカのコートジボワールで栽培されている。トルコでは、ベルガモットはマーマレードの製造のために栽培されている。すっぱいグレープフルーツのような味のジュースは、インド洋にうかぶモーリシャス諸島で人気の飲み物であり、そこではベルガモットが小規模に栽培されている。

ベルガモットの2つの成分である、brutieridinとmeltidinは、そのスタチン様効果について研究がなされている。両成分ともフラボン配糖体に分類され、それらは典型的に果物や野菜からハーブまでの種々の植物中に少量存在している天然の抗酸化化合物群である。クラスとしてのフラボン配糖体は、多くの有効作用を示している。いくつかは癌と戦い、一方他のものは脳の機能を高めるように思われることが知られている。この天然化合物のカテゴリは、増加する科学的な注目を集めている。 brutieridinとmeltidinの両方の成分が、コレステロール低下エキス中に存在する。

 2013年に国際心臓学ジャーナルに報告された77人の成人によるある研究では、被験者が1ヶ月間毎日1000mgのエキスを摂取したところ、大幅なLDLコレステロールの減少が見いだされている。同じ論文で、医師らは、ベルガモットエキスを追加することにより、有効性の減少なしに薬剤使用中のスタチン薬物ロスバスタチンの量を半分に削減することができたと報告している。

 動物及びヒトでの研究の両方で、ベルガモット抽出物はまた、抗高脂血症活性を示している。この事は抽出物が血液中の余分な脂質を低下させることを意味している。高脂血症は、しばしばアテローム性動脈硬化症- 心臓発作や脳卒中の前兆となる 動脈硬化-につながる。したがって、ベルガモット抽出物は、発育過程における心血管特効薬の可能性がある。

 研究に関わる科学者も関与していない科学者たちも、ベルガモット抽出物が完全に効果的なコレステロール低下剤として立証される前に、さらにより大きなスケールの試験が必要であることに同意する。いくつかの現在の研究は未公表であるため、実質的な科学·医学誌に発表するために必要なピアレビューの厳密なプロセスを経ていない。それでも、これまでのところ結果は非常に良好であり、brutieridinとmeltidin化合物に関する科学的調査科学がたくさん存在している。

 我々はより多く食品やハーブの世界に飛び込み、我々はより多くギリシャの医師ヒポクラテスが紀元前400年頃言ったことを再発見する。汝の食を汝の薬とする。アーメン。

 クリス·キラムはアマゾンからシベリアまで世界中の自然療法を研究しているメデイスンハンターである。彼はマサチューセッツ州アマースト大学で民族植物学を教えており、そこに居住している探検家である。クリスはハーブ、化粧品や製薬会社に助言し、世界的に、ラジオやテレビプログラムに定期的にゲスト出演している。彼のフィールド調査は、主にアビニョン、フランスのNaturexが主催している。詳細は MedicineHunter.comを参照のこと。

以下解説は次号。原文は以下を参照のこと。     記、訳 阿部俊暢

 

http://www.foxnews.com/health/2015/01/21/bergamot-orange-lowers-cholesterol/

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