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阿部俊暢

宮城県仙台市出身。定禅寺通りのけやき並木と同じ1958年生まれ。2003年阿部代表とともに定禅寺ハーブギャラリーを開業。夢は世界中のハーブを集めたハーブ農場の開設。JAMHA認定ハーバルセラピスト、AEAJ認定アロマテラピーインストラクター。

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2014年7月

2014年7月17日 (木)

なぜチョコレートが私達のためによいのか(1)

ハーブ•アロマテラピーを学ぶ方のための海外ハーブ事情

第152回目の話題:なぜチョコレートが私達のためによいのか(1)”です。米国植物協議会  The American Botanical Council(通称「ABC」)の(ABC  HerbalEGram2014年5月号)のリンク記事の翻訳です。

http://cms.herbalgram.org/heg/volume11/May2014.html

800pxchocolate

 *フリー百科事典ウイキペデイアより

なぜチョコレートが私達のためによいのか

GRETCHEN REYNOLDS

 

このコラムは、ニューヨーク·タイムズ·マガジンの2014年4月27日号に掲載されている。

  近年の大規模な疫学的研究が、その食事にダークチョコレートを含む人々が含まない人々より、心疾患のリスクが低いことを見出した。他の研究は、チョコレートが、疾患のリスクを低減することができる天然物質であるフラボノールを含むことを示している。しかし、これらのフラボノールはが、どのように人体、特に心臓に影響を与えることができるかは明らかになっていない。しかし、バージニア工科大学とルイジアナ州立大学からの新しい調査結果は、チョコレートの良さについて奇妙な説明を示逡している:それは、主に難消化性であることによって健康を向上させる。

 ルイジアナ州立大学の研究者は、ガラス容器によって人間の消化器系をシミュレートした後この結論に達した。一つ目は、彼消化酵素とともに胃と小腸を代表し、2つ目は、人間のボランティアからの腸内微生物とともに、大腸のような環境を再現した。科学者たちはその後、胃の容器にカカオパウダーを添加した。

 「胃」と「小腸」はカカオの一部を分解し吸収した。しかし、以前にチョコレートで識別されたフラボノールの多くがこのように消化される一方、未消化のカカオ物質がたくさん残っていた。シミュレートされた結腸内の細菌は、血流に吸収され、心臓の炎症を軽減することが知られているくらいに十分に小さい代謝物に更にそれを分解した。最終的に、最後の未消化カカオ物質は、今や大部分が食物繊維で、発酵し始め、コレステロールレベルを向上させる物質を放出しはしめた。そして、このプロセス全体には別の健康を与えるねじれが存在した:ココアを消化する腸内の微生物は、乳酸菌のような望ましい特性がある。これらの数はカカオ導入後に増加するように見えた。一方、staphylococcusのようなあまり有益ではない微生物の数は減少した。

 これらの知見は、3月に農業と食品化学ジャーナルに公開されたバージニア工科大学のものと広く一致している。そこでは研究者は、健康的な実験室マウスに高脂肪食を与えることから始めた。マウスの一部は、甘くないカカオ抽出物を与えられた;他のものは、カカオから抽出されたフラボノールの様々なタイプが与えられた。 12週間後、マウスのほとんどが、および体調不良、インスリン抵抗性、高血圧、初期の糖尿病によって特徴付けられる、高脂肪、不健康に成長した。しかし、いくらかは体重が増加していなかった。これらの動物は、化学構造が小腸によって吸収されるには大きすぎるように思われるフラボノールグループのいずれかを摂取していた。

 結果は何を示逡しているのか、バージニア工科大学の助教授でマウス研究の上級著者アンドリュー·ニールソンは述べている。“腸内でカカオとともになにかが起こっている。しかし、チョコレート愛好家のためにそれが何を意味するかは明らかではない。将来の実験で、なぜフラボノール群が体重増加を妨げ、他のそうでなかったのかを理由解明することを、彼は望んでいる。けれども、カカオベースのダイエットピルについて息をこらさないように。 ココアの生化学的な影響は“非常に複雑である。 "と彼は言う。

 悲しいことに、ニールソン博士もまた、カカオは、チョコレートバー、いくつかの成分を追加され、フラボ​​ノールの数と種類を減らす加工がなされ、カロリーを増やし(ココア自体は非常に少くない)、おそらくカカオの腸内細菌への応答を変えている、ではないことを指摘している。”この証拠は、あなたが毎日チョコレートバーを食べ、そして健康を向上させることが期待できることを示してはいません。 "と彼は言う。オートミールにふりかけた大さじ数杯分の無糖ココアパウダーや、ほんの一握りのカカオニブ- ひとかけらのカカオ豆、自然食品店で入手可能 – はより良いであろう、より甘くないものなら、と彼は言う。

原文は以下を参照のこと。

 

http://well.blogs.nytimes.com/2014/04/24/why-chocolate-is-good-for-us/?_php=true&_type=blogs&_r=0

 

                         記、訳 阿部俊暢