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阿部俊暢

宮城県仙台市出身。定禅寺通りのけやき並木と同じ1958年生まれ。2003年阿部代表とともに定禅寺ハーブギャラリーを開業。夢は世界中のハーブを集めたハーブ農場の開設。JAMHA認定ハーバルセラピスト、AEAJ認定アロマテラピーインストラクター。

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2014年3月

2014年3月20日 (木)

NTPのイチョウ毒性レポートの重要性についての専門家の質問(2)

ハーブ•アロマテラピーを学ぶ方のための海外ハーブ事情

第138回目の話題:“NTPのイチョウ毒性レポートの重要性についての専門家の質問(2)”です。認知症に効果があるとされているハーブ“イチョウ”の毒性についての記事です。米国植物協議会  The American Botanical Council(通称「ABC」)の(ABC  HerbalEGram2013年11月号)の記事を翻訳してご紹介します。長文の為、3回にわけて掲載します。今回は前回の続きです。

http://cms.herbalgram.org/heg/volume10/November2013.html

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宮城県庁前のイチョウ並木

撮影:阿部俊暢

 

NTPの研究で使用されたイチョウ葉エキス

 2012年の始めに報告書の草案のコピー(パブリックコメントとして2011年後半に発表された)に関してNTPに提出しされたコメントで、ABCは研究に使用された特定のGBEに懸念を表明した。中国上海イチョウ葉エキス( SC- GBE )は、中国のShanghai Xing Ling Science and Technology Pharmaceutical Company, Ltd.製である。

SC- GBEは、一般的にGBEsのゴールドスタンダードと考えられているものとは異なる化学的プロファイルを持っている - ウィルマーシュワーベ製薬株式会社(カールスルーエ、ドイツ)のEGb761 ®(訳者注*1)は、アメリカハーブ薬局方、ドイツのコミッションEモノグラフ、米国薬局方、ヨーロッパ薬局方、および世界保健機構.を含む非常に多くの“公式または権威のあるモノグラフや大要 "と一致しする方法で製造されている。

 特にNTPの研究で使用されたSC- GBEは、31.2%のフラボノール配糖体、 15.4%のテルペンラクトン、および潜在的アレルゲン性化合物であるギンコール酸を10.45 + /.-2.40百万分率(ppm)、持つことが報告書に記載されている。EGb761は22〜27%のイチョウフラボノール配糖体、 5.4〜6.6%のテルペンラクトン、および5ppm未満のギンコール酸に標準化されている。

 HerbalEGramへの電子メールでの応答で、NTPの研究を主導している科学者のシンシアライダー博士は、 SC- GBEを使用するための委員会の判断を説明した。 "我々はシュワーベから私たちの本来の試験物である大量のEGb761入手できなかったときに、イチョウ葉エキス( GBE )についての以前の研究の科学者が業界の同僚に接触し、大量のGBEの信頼できるソースを尋ねた。"と、彼女は述べている。(電子メール、2013年4月29日) 。 “彼は、米国および欧州で販売されている大量のGBEのソースとしてShanghai Xing Lingを推奨する業界の連絡先からの情報を受けた。 "

 意図された、EGB761の代わりにSC- GBEを使用したにもかかわらず、 NTPの報告書の著者は抽出物を”シュワーベエキスに匹敵する "として分類した。ライダー博士は指摘している。“私がメディアの中で見たことがないことの一つは、市場で利用可能なGBE製品の成分の濃度の変動についての議論です。” 栄養補助食品では、構成要素のための強制的な規格は存在せず、米国と欧州のGBE製品の比較したいくつかの研究があり、様々なマーカー成分のレベルおよびクレームのラベル形態の不足が見つかっている(Fransenら 2010 ; Kressmannら2002; 。 Sloley eら2003 ) 。

 しかし、 AHPAの元最高科学責任者のSteven Dentali,博士は、 NTPの参照からの市場での様々なGBEs製品におけるフラボノール配糖体とテルペンラクトンの割合を示すチャートの中で、NTPの研究で使用されたSC- GBE (AHPAのグラフ上でNTP 578として識別されている) が、これら2つのGBEの構成要素クラスの典型的な濃度の範囲のずっと外にあることを示した。*4

“私はちょうどそれに収まるようにするために4象限を追加する必要がありました。” DentaliはNutraIngredients-USAの記事を引用した*12。“これは異常値です。彼らの研究結果は、彼らの研究材料に固有のものです。 "

 さらに、 2012年初めに提出されたその分析では、オリジナルの報告草案のパブリック·コメント期間中に、 AHPAは、SC- GBEが米国内のどこの市場でも販売されていることの証拠を見つけることができなかった*13。他の有名なGBEsへのSC- GBEの不適合に関するパブリック·コメントの中で、ABCとAHPAが提起した追加の懸念は、NTPのラット及びマウスの研究では投与の媒介としてのコーン油を使用していることであった。

 “ NTPは媒介としてコーン油の長期使用を行っています。 "アーカンソー大学薬科医科カレッジの薬学部教授で、NTPの報告草案に対するABCの2012のコメントの共著者である、ビルガーリー博士は述べている(電子メール、 2013年4月29日) 。 ”いくつかの研究は、コーン油の長期投与は、いくつかの予期しない毒性を生じる可能性があることを示逡しています。問題は、ヒトでの長期使用においては、植物抽出物はコーン油と一緒には消費されないということです。このことはそれだけで、この研究結果をこの[動物]グループへ適用されるだけであることにしてしまいます。一般に、コーン油は、多くの植物化学物質の経口バイオアベイラビリティを向上させる可能性があり、したがって、特定の植物化学物質(例えば、ギンコール酸など)の毒性及び/又は発癌性を増加させる可能性があります。 "

 ライダー博士は、NTPの研究では単独でトウモロコシ油を与えた対照動物群を使用したことを指摘して応答した。対照規準の使用は、問題の成分が任意の癌または毒性の原因ではなく、媒介そのものであることを確認する一つの方法である。

 “水、メチルセルロース、およびコーン油がGBEのための可能性のある「媒介」として調査された"とライダー博士はHerbalEGramにあてた電子メールで書いている。 “最良の懸濁液はコーン油で達成された。これが媒体としてコーン油を選択した理由である。すべてのNTP研究では所与の被験物質の効果は、常に単独で(この場合、コーン油に) ”媒体“にさらされた動物に対して比較される。 GBE研究に伴う媒体対照群、並びに”コーン油強制飼養'の過去の対照群データベース(コーン油を媒体として使用した過去の研究)は、 GBE処置の効果を観察するための基礎を提供する。 "

 しかし、ガーリー博士のような何人かの専門家は、納得していないままである。 “もしShanghai [ GBE ] が高レベルで”活性“および”毒性“薬剤を含んでいる場合、そのことは、よりいっそう問題になることが予期されます。コーン油を投与した場合は特にそうです。コーン油はこれらほとんどの植物化学物質の生物学的利用能を劇的に向上させます。彼は述べた。 ”私の意見では、Shanghaiのエキスは、ヨーロッパや米国で消費されるイチョウ抽出物のほとんどを反映していない例外です。 "

 

多くの業界の注目は、SC- GBEに焦点を当ててきたが、いくつかは、より重要な課題はヒトへのNTPレポートの適用可能性であると見ている。

 “適切な試験材料が選択されていたかどうかの懸念にもかかわらず、より大きな疑問が残っています。 ミネソタ大学薬学カレッジの教授で、regulatory and scientific affairs at SafetyCall Internationalの社長である、リック·キングストン博士は述べた。 ” これらの結果がこれらの製品を使用した後にヒトが癌を発症する可能性を決定する際に全く適用される可能性を持っていない、ことを理解することがなぜそんなに難しいのでしょうか?不幸にも、残念ながら、これらの研究の結果を議論したり解釈することにかかわる科学者の多くは、この点を明確にすることは何もしていません。そして、いくつかのケースでは、彼らは明らかに調査結果を誤って伝えており、この問題に多くの混乱を加えています。“(電子メール、 2013年10月10日)

安全な使用と効果の実証の歴史

 NTPの研究に使用された特定の抽出物についての多数の懸念にもかかわらず、様々な専門家や業界団体は、広く行き渡っている「イチョウ」の潜在的な毒性と発がん性の報告書が、個人のサプリメントの摂取を妨げるであろうことについての懸念を表明している。それらは、深刻な副作用がほとんどなく、EGB761など他GBEs 上で実施された臨床試験において効果が実証されている。

 “このような健康上の利点は、数々の発表された臨床試験によって実証されているように、臨床医学同様にセルフケアの両方で重要である。” とABCの創設者でエグゼクティブ·ディレクターのマーク·ブルーメンソールと他の共著者は、 NTPの2012 年初頭のABCの報告書草案に対するパブリックコメントに書いている*11。“我々はNTPの研究で用いられたShanghai Chinese GBEの毒性学に基づいたいかなる最終報告書が、-Shanghai Chinese GBEは我々がすでに示しているように、ほとんどの公開された薬理学的、臨床的研究で採用されている特定のイチョウ抽出物と整合性がなく、多くの政府のイチョウモノグラブで認められ確立された仕様と一致していない-、適切に製造されたイチョウ抽出物の相対的な安全性についての専門家と当局の認識に対して、誤って、不適当で、不当悪影響を与えると深く懸念している。"

 興味深いことに、 NTPはその最初の報告書の概説で、イチョウの木の様々な部分の多くの歴史的な使用について指摘している*1。”イチョウ木の種子は、数千年をさかのぼって医薬品として使用されてきた。中国の医学では、イチョウの種子は、肺の問題、アルコール乱用、および膀胱感染症を治療するために使用され、いっぽうイチョウの葉は、後に皮膚の感染症、同様に循環と脳の問題の治療のための使用にかかわるようになった。"と著者は書いている。

“現在のイチョウエキスの使用は、循環と脳機能促進、および耳鳴りの治療のための葉をベースとし製剤に集中している。”

2009年にドイツのOsnabrueck大学の臨床神経心理学者であるReiner Kaschel博士は、精神的なパフォーマンスの様々な局面でGEB-ほとんどがEGb 761である-の効果を査定するために、公開されている29の臨床研究の文献レビューに着手した*14。シュワブのWebサイトによれば、“健康な成人または認知機能低下の最初の兆候を示す患者のいずれかである、総計2414人の参加者を伴った29の研究成果が、レビューのためのデータベースを提供した。合計で、 209のイチョウ-プラセボの比較がその結果で分析され、認知機能領域では、イチョウ抽出物はプラセボと比較して有意な正の効果を示した。”、有益な効果が“短期に限定されずに、長期の記憶、集中力、注意力および実行機能の分野で、純粋に予想できることより約4から8倍であることが証明された。”*15

 Kaschelは、” イチョウエキスの長期にわたる投与が、選択的な注意力、一部の実行プロセス、および言語的·非言語的材料のための長期記憶を改善することの一貫した証拠が存在している。 "と結論している。 *15

  イチョウの有効性についての専門家と一般大衆の認識は、最近の2つの大規模な、長期のGBEの臨床試験の結果によって打ち破られた。この試験は、アルツハイマー病(AD)を含む、認知症の予防や認知機能に関する分野で強固な結果を見いだすことができなかった。イチョウの記憶研究評価( GEM )は-補完医療と代替医療のためのナショナルセンター( NCCAM )国立老化研究所、国立心臓、肺、血液研究所、国立神経疾患脳卒中研究所、 およびサプリメント事務所:など、米国国立衛生研究所(NIH )の5つの支部が共同出資している-は“認知症(DeKosky et al., 2008)、認知機能低下の防止(Snitz et al., 2009)、心臓血管疾患に関連する事象や死亡率の減少( Kullerら、 2010 ) 、または、血圧または高血圧の減少((Brinkley et al., 2010)、に関するイチョウの効果を見いだすことに失敗した。” しかし、NTPの報告書によれば*1、 EGb761は、いくつかの国で販売されており、そこではむしろADの予防よりもADの症状の治療のために承認されている。

 最近では、フランスで行われ、Vellasらによって2012年に公開されたEGb761,*16のGuidAge臨床トライアルの結果では、EGB761はADの治療のために販売されているという事実にもかかわらず、抽出物はADを発症する高齢者の参加者のリスクを低下しなかったと判定された。症状が判明している人々の治療には有用である。研究の批判などを含む研究のより詳細な分析はHerbalGram 97.*17に掲載されている。

 さらに、 GuidAge試験は、少なくとも4 年間治療を続けた人々の間で認知症のリスク低下が示唆されたと報告している*16。このことは、治療を行なわなかった人に比べてEGB761を摂取した人の20年の成り行きの中で、認知機能の低下の鈍化があったことを示逡したPAQUID研究からの知見と結びつく。

 最近公開された追加のランダム化プラセボ対照試験では、健康の人々*19、軽度認知障害者*20だけでなく、老人性痴呆症の対症療法中の人々*22,*21の記憶に関してのEGB761の有益な効果を確認した

 いろいろなもの入り混じった臨床試験の結果にもかかわらず、このような研究から、GBEの悪影響は軽微で発生頻度の少ないことが判明している。米国国立医学図書館のサービスであるメドラインプラスによれば、イチョウ葉エキスは“ほとんどの人々について経口摂取した場合、おそらく安全である”と考えられている。“それは、胃の不調、頭痛、めまい、便秘、強い動悸、およびアレルギー性皮膚反応のようないくつかのマイナーな副作用を引き起こす可能性がある。 ”*23

 GuidAge試験の著者らはが書いている。 “有害事象の発現率は、両郡[実験の{すなわち、EGB761群と制御郡}]でほぼ同じであり、死亡、出血性事象、脳卒中(虚血性または出血性)、または心疾患....を含む重篤な有害事象の発生率に有意な差はなかった。 毎日240mgに標準化されたイチョウ葉エキスの長期投与は、活力指針、身体機能、または神経機能に影響を及ぼさなかった。”*16

 同様に、前述のGEMの研究についてのNCCAMのプレスリリースは述べている。“安全性データの解析では、 GEMの研究では、イチョウからの重大な副作用は認められなかった。特にイチョウの服用者における出血のリスクの増加についての証拠はなかった。” *24

 現在までに、コクラン共同計画 – 医薬品および他の医療介在物へのハーブ材料に関するシステマティックレビューおよび無作為化比較試験のメタアナリシスを策定する独立した国際的なネットワーク –は、イチョウに焦点を当てた2件のレビューを公開している。2009年、オックスフォード大学の著者らは、認知障害や老人性痴呆症に対してのイチョウエキスの36件の無作為化、二重盲検、の人間での臨床試験を分析した*25。研究の結果は、主として“矛盾している” “信頼できない”であったが、著者らは“Ginkgo bilobaは、プラセボと比較して過大な副作用はなく、使用において安全であると思われる。”と結論付けた。*25

 2013年初頭に公開された2つめのレビューでは、ロイヤル·デボン、エクセター病院と英国国民保健サービストラストの研究者らは、4つの耳鳴りの治療について調べたイチョウの研究を発表した*26。耳有りがあるまたは耳鳴りがない認知症患者を調査したある研究では、血管性認知症とアルツハイマー病をもつ参加者のサブグループにおいて症状の統計的に有意な減少があった。そして、2009の研究と同様に、 1,543参加者間の副作用の発生率は低かった。

 

 次号に続く。原文は以下を参照のこと。        記、訳:阿部俊暢 

http://cms.herbalgram.org/heg/volume10/11November/UpdatedGingkoNTPreport.html?t=1383314531

原文参考資料

11 . Blumenthal M, Gurley BJ, Kingston R, Low Dog, T, and MacKay D.アメリカの植物評議会は、イチョウ葉エキスについてのNTPの毒物レポートについてのパブリックコメントを改定する。国立保健健康研究所ウェブサイト。利用可能。 2013年4月29日アクセス。

12 . Schultz H.イチョウのガンの結果には欠陥がある。なぜなら使用された抽出物は代表なものではまいからである、と、観測筋は言う。NutraIngredients-USAのウェブサイト。利用可能。2013年8月20日にアクセス。

 13 .ドラフトNTP TR 578 : 2年間の強制経口投与試験で使用された特定のイチョウ葉エキスの分析。米国ハーブ製品協会のウェブサイト。利用可能。 2013年4月30日アクセス。

14 . Kaschel R。イチョウ:神経心理学的な改善の特定 – 特異的な効果の検索による選択的見直し。Hum Psychopharmacol. 2009 ; 24 ( 5 ) :345 - 370 。利用可能。 2013年5月1日アクセス。

15 .イチョウ葉エキスは、認知機能の低下に効果的である[プレスリリース]。カールスルーエ、ドイツ:ウィルマーシュワーベ製薬(株) 2009年12月8日。利用可能。 2013年4月30日アクセス。

16 . Andrieu S, Ousset PJ, Coley N, Ouzid M, Mathiex-Fortunet H, and Vellas B。GuidAgeの研究:高齢者における記憶愁訴およびアルツハイマー病の予防のためのEGB761での5年間の二重盲検、無作為化試験。Curr Alzheimer Res.。 2008 ; 5 ( 4 ) :406 -415 。利用可能。2013年4月29日アクセス。

 

17 .スミス、T。イチョウおよびアルツハイマー病の予防:研究者、ハーブの専門家が5年間のGuidAge臨床試験の結果を解釈する。HerbalGram 。 2013 ; 97:32-37 。利用可能。 2013年4月30日アクセス。

18 . Amieva H, Meillon C, Helmer C, Barberger-Gateau P, Dartigues JF。

イチョウ葉エキスと長期の認知機能低下: 集団ベースの20年間の追跡研究。PLOS One.。 2013 、8 ( 1 ) : e52755 。利用可能。 2013年5月2日アクセス。

19 .Kashel R。中年の健康なボランティアでのEGB761イチョウエキスの特定の記憶効果。 Phytomedicine 。 2011 ; 18 ( 14 ) :1202 - 2017 。利用可能。2013年5月2日アクセス。

20 . Grass-Kapanke B, Busmane A, Lasmanis A, Hoerr R, Kaschel R。非常に軽度の認知障害( VMCI )でのイチョウの特別なエキスのEGb7761 ®の効果。神経科学と医学。 2011 ; 2:48-56 。利用可能。 2013年5月2日アクセス。

21 . Ihl R, Bachinskaya N, Korczyn ADら。精神神経機能と認知症の特徴をもつ人でのイチョウ製剤EGB761の1日1回の摂取での有効性および安全性は、:ランダム化比較試験。Int J Geriatr Psychiatry。 2011 ; 26 ( 11 ) :1186 - 1194 。利用可能。 2013年5月2日アクセス。

22 . Herrschaft H, Nacu A, Likhachev S, Sholomov I, Hoerr R, Schlaefke S。

精神神経機能と認知症の特徴をもつ人とイチョウ製剤EGB761;1日1回240mgの摂取での有効性と安全性を確認するための無作為化、プラセボ対照試験:J Psychiatr Res。2012 ; 46 ( 6 ) :716 - 723 。利用可能。2013年5月2日アクセス。

23 .イチョウ。 Medline Plusのウェブサイト。利用可能。2013年4月30日アクセス。

24. Ginkgo Evaluation of Memory( GEM )の研究が、高齢者で認知症の予防に効果を示すことに失敗する[プレスリリース]。ワシントンDC:National Center for Complimentary and Alternative Medicine。2008年11月18日。利用可能。2013年4月29日アクセス。

25 . Birks J, Evans JG 。認知障害や認知症のためのイチョウ。Cochrane Database Syst Rev. 2009 。利用可能。 2013年8月20日アクセス。

訳者注*1

EGb761とは、Extractum Ginkgo bilobae 761のことであり、ドイツの医師であり薬剤師でもあるウィリアム・シュワベ博士により創製されたイチョウ葉エキスのコード名です。また、わが国とは違って欧州ではイチョウ葉エキスは純然たる医薬品です。1965年にシュワベ博士は自ら起業してイチョウ葉エキスの製造に取り組み、現在、EGb761製剤は世界30ヶ国以上でそれぞれ別の商品名で販売されています。